中欧の絵本・原画展(チェコ・スロヴァキア・ポーランドなどの絵本)

中欧の絵本・原画展 =伝統の絵本芸術から生まれた幻想世界=
会期:2007年3月1日(木)〜7月2日(月)
会場:軽井沢絵本の森美術館http://www.museen.org/ehon/index2.html

 古くから絵本芸術の文化をもつ中欧の国々からは、多くの優れた絵本作家が輩出されています。独自の民族性に培われた豊かな表現世界には、人間性に対する深い洞察と、子どもに寄せるあたたかい思いが込められています。

 数百年にわたって異民族の支配を受け、第二次世界大戦後は社会主義国家となっていた中欧の国々。当時、自由な表現が規制される中で、絵本はアーティストたちがその才能を発揮する貴重な分野でした。

 本展では、そのような中で描かれてきたチェコ・スロヴァキア・ポーランドなどの絵本を一堂に会して展示いたします。また、ヨゼフ・ヴィルコンをはじめとする、現代の中欧絵本作家による原画など、あまり知られることのなかった中欧の国々の文化をご紹介いたします。子どもたちだけでなく、大人をも魅了する幻想の世界をお楽しみいただければ幸いです。
(『http://www.museen.org/ehon/kikakuten/index.html』より)

<展示内容>
中欧の絵本・原画展 …第2展示館(作品点数:約100点)
チェコ・スロヴァキア・ポーランドハンガリーの代表的な中欧絵本の紹介
中欧の絵本作家ヨゼフ・ヴィルコン、デューシャン・カーライをはじめとする原画の展示 

<出品作品>
◆原画
 ヨゼフ・ヴィルコン「ぴょんぴょんうさぎぴょん」、デューシャン・カーライ「12月くんの友だちめぐり」クヴィエタ・パツォウスカー「ABC」、ジャニーナ・ドマンスカ「海がみんなひとつだったら」ほか
◆絵本
 イジートゥルンカ『ほたる』(チェコ)、マレーク・ベロニカ『ラチとらいおん』(ハンガリー)ボフダン・ブテンコ『しずくのぼうけん』(ポーランド)ほか

http://www.museen.org/ehon/kikakuten/index.html