チェコアニメDVD・全8タイトル発売
『チェコアニメ映画祭2006』で上映された作品が未公開作品を加えてDVD化されます。今回の映画祭では、美術監督に焦点を当てた作品が選ばれており、チェコの絵本でもお馴染みのヨゼフ・パレチェク、ヨゼフ・ラダ、ヨゼフ・チャペック、ズデネック・スメタナをはじめ、ポヤルとのコンビで数々の傑作を世に送り出したミロスラフ・シュチェパーネク美術の作品もDVD化されます。イジー・トゥルンカの『ふしぎな庭』を原案とした人形アニメーションや、自身で監督・脚本・アニメーションをこなすミハエラ・パヴラートヴァーやパヴェル・コウツキーの作品など、絵本好きな方は勿論、作家性の強いアニメーションが好きな方にも見応えのある内容になっています。
●Fantastic!Czech Animation
○2007年03月21日発売・全8タイトルを収録したBOX
●チェコアニメ DVD-BOX
●関連イベント:アットアームズさんから情報を頂きました。
●チェコグッズのフェア
会期:3/22(木)より
(2週間※好評の場合は3、4週間に延びる可能性もあるそうです。)
場所:TSUTAYA六本木店
http://www.tsutaya.co.jp/shop/tenpo.zhtml?FCID=2000チェコアニメのDVD発売を記念してチェコグッズフェアが開催されるそうです。
チェコを代表する作家たちのいろいろな作品を収録したDVDや、「最も美しい絵本賞」を何度も受賞したヨセフ・パルチェクの絵本・絵葉書・ポスター、チェコの国民的キャラクター「もぐらのクルテク」のバッグや、ストラップなど様々なグッズが揃っているそうですよ。DVDをお買い上げ頂いた方には、豪華プレゼントがあたる抽選もあるそうです。気になる方はチェックしてみて下さい。
○2007年02月21日4タイトル発売
●ヨゼフ・パレチェク「かばのティリーネック」他
●ヨゼフ・パレチェク「ちびとらちゃん」他
●ヨゼフ・パレチェク「魔法の果樹園」他
●ポヤル&シュチェパーネク「ふしぎな庭」シリーズ 他
○2007年03月21日4タイトル発売
●ヨゼフ・チャペック『郵便屋さんの話』他
●ヴァーツラフ・ベドジフ『アマールカ』シリーズ
●60s~70s 2D傑作アニメーション『共存』他
●80s~90s 2D傑作アニメーション『カフェ』他
チェコの絵本【kulička-クリチカ-】関連:
●【ヨゼフ・パレチェク】Josef Palecek
●ヨゼフ・パレチェクの絵本『makovy muzicek』(けしのみ太郎)
●【ヨゼフ・ラダ】Josef Lada
●【ヨゼフ・チャペック】Josef Capek
●【ズデネック・スメタナ】Zdenek Smetana
●【ミロスラフ・シュチェパーネク】Miroslav Stepanek
●ポヤル&シュチェパーネク「ふしぎな庭」の原作、
『ZAHRADA[ふしぎな庭]』(イジー・トゥルンカの絵本)
ヨゼフ・パレチェク関連:
●Josef Palecek(公式サイト)
●Josef Palecek(公式サイト)
●ヨゼフ パレチェクの世界(ART@ARMZ WEB)
●ヨゼフ・パレチェク(Josef Palecek)(REN CORPORATION)
80s~90s 2D傑作アニメーション『カフェ』他に収録されているミハエラ・パヴラートヴァー関連:
●Mihaela Pavlatova(ミハエラ・パヴラートヴァー公式サイト)
●サンプル動画(ミハエラ・パヴラートヴァー公式サイト)
関連:
●チェコアニメ映画祭2006(ART@ARMZ WEB)
●チェコアニメ映画祭2006(REN CORPORATION)
世界遺産『チェコ・プラハ歴史地区』2月4日23:30〜
放送日時: 2月4日(日) 23:30-24:00
●世界遺産「チェコ・プラハ歴史地区」聖ビート大聖堂▽旧市街広場天文時計
http://www.tbs.co.jp/heritage/
定番スポットの映像が中心でしたが、短い番組ながらテーマを掘り下げていて見応えがありました。ビデオに録画しておけばよかったです。。。
関連:
●世界遺産 - プラハ歴史地区(冒頭の2分30秒が観られます)
http://www.youtube.com/watch?v=NDYPo8ai0OY
●第530回2007年02月04日 プラハ歴史地区(チェコ)
http://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20070204/onair.html
関連:
●世界遺産のプラハ歴史地区へ海外旅行!:グーグルアース(google earth)
http://travel-insur.seesaa.net/article/26719653.html
※グーグルアースについては→http://earth.google.co.jp/
●プラハ歴史地区 世界遺産ガイド
http://4travel.jp/sekaiisan/prague/
関連:
●地球見聞録 チェコ共和国編 プラハの歴史地区 Part1
〜チェコ反骨の魂 人形劇に秘められた熱き思い〜
http://spbb.jp/tbs/autogen/episode/episode_126.html
●プラハの歴史地区 Part2
http://spbb.jp/tbs/autogen/episode/episode_127.html
●チェスキー・クルムロフ歴史地区 Part1
http://spbb.jp/tbs/autogen/episode/episode_128.html
●チェスキー・クルムロフ歴史地区 Part2
http://spbb.jp/tbs/autogen/episode/episode_129.html
●レドニツェとヴァルチツェの文化的景観
http://spbb.jp/tbs/autogen/episode/episode_130.html
関連書籍:
物語チェコの歴史―森と高原と古城の国 薩摩 秀登
おすすめ平均
マイナーながら豊で華麗な歩みを平易に語る
人物から中欧史を見る
主に人物を通して見たチェコ社会の歴史に関する一試論
複雑なチェコ史を面白く
Amazonで詳しく見るby G-Tools
プラハ歴史散策―黄金の劇場都市 石川 達夫
おすすめ平均
プラハを知るには最高の参考書兼ガイドブック
歴史の街の魅力
Amazonで詳しく見るby G-Tools
プラハを歩く 田中 充子
おすすめ平均
もとが取れる本。
素晴らしい本です。
プラハへの愛情を感じました
きっとプラハを歩きたくなる
Amazonで詳しく見るby G-Tools
■
最近、気が付いたら気になるイベントなどが終わっていることが多いので、備忘録とし少しずつ再開していく予定です。
チェコ・アヴァンギャルド ブックデザインにみる文芸運動小史
●チェコ・アヴァンギャルド ブックデザインにみる文芸運動小史
西野 嘉章
20世紀初頭、プラハで生じた前衛芸術のダイナミックな交流を俯瞰し、生活とアートの詩的統合を目指した運動に、今にいたるチェコ・カルチャーの魅力の源流を探る。当時の雑誌・本など、カラー図版200点を収録。(「MARC」データベースより)
随分前に発売された雑誌『Luca/No5』の秘密のチェコアートという特集に、チェコアヴァンギャルドの記事が数ページ紹介されていました。その文章を書かれたのもこの本を書かれた西野 嘉章さんでした。特集には、装丁本などのグラフィックも多数収録されていたのですが、その洗練されたデザインは、新鮮で刺激的なものばかりでした。
20世紀初頭のチェコアヴァンギャルドという運動の中で製作された、カレル・タイゲやラヂスラフ・ストルナなどによる優れた装丁本は、評価が高く、手が出ないくらい高価なものが少なくないです。この書籍は、少々専門的な内容ですが、チェコアヴァンギャルドの装丁本が多数収録されているので、眺めているだけでも十分に楽しめますよ。
チェコの絵本【kulička-クリチカ-】関連:
● 【アドルフ・ホフマイステル】Adolf Hoffmeister
ホフマイステルは、画家、イラストレーター、詩人、ラジオ・コメンテーター、翻訳家、美術批評家、教育者、外交官、文化行政官など多くの肩書きを持つ知的文化人。1920年に設立されたチェコ・アヴァンギャルド芸術集団”デヴィエトスィル”にも最年少のメンバーとして参加しています。
関連:
●Czech Book Covers of the 1920's and 1930's
http://www.sil.si.edu/ondisplay/czechbooks/explore.htm
●Karel Teige[カレル・タイゲ]
http://www.nyu.edu/greyart/exhibits/teige/
チェコの映画ポスター
チェコ関連書籍の発売情報です。
●チェコの映画ポスター
Moravian Gallery in Brno
ピエブックスから『チェコの映画ポスター』の書籍が発売されるようです。
チェコの映画ポスターは、雑誌『Luca/No5』の秘密のチェコアート特集や雑誌PENのポスター特集などをきっかけに興味を持ったのですが、チェコに行った際にチェコ版の大型の映画ポスター集を書店で発見したときは、巨大でかなりの重量があるのにも関わらず迷わず購入してしまいました。そのポスター集はデザイン性に優れたポスターが多数収録されており、好きな人には堪らない内容なのですが、あまりにも重いので、もっとコンパクトな図録のようなものがあればよいのに...と思ってました。
どこかの美術館でチェコの映画ポスターの展示を企画してくれれば、それに合わせて図録も作成されるかもしれない。。。と淡い期待をしていたのですが、そのような企画はいつまで経っても実現される気配もなく、半ば諦めかけていたのでこの書籍の発売情報を知ったときには正直驚きました。どのような内容になっているのか、7月の発売が楽しみです。
関連:
以前、大阪のdddギャラリーで開催された『チェコのポスター展』
●プラハ美術工芸博物館コレクション1960-2003
2004年10月20日(水)〜 11月18日(木)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/dki/d134/d134ka.html
○展示映像
http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/movie/d134.html
●澳門藝術博物館で開催されたポスター展のサイト
http://www.artmuseum.gov.mo/show.asp?prg_id=2004070901&language=3
チェコ絵本とアニメーションの世界
●チェコ絵本とアニメーションの世界
会期:2007/2/10(土) 〜4/8(日) (50日間)
会場:目黒区美術館世界的に評価の高いチェコのアニメーション。このアニメ先進国チェコでは、絵本の制作にもアニメーションが影響を与えている。本展では、チェコとスロヴァキアの公立美術館、旧国営アニメーション・スタジオなどから出展される原画や制作過程の資料約200点、さらに絵本と映像によって、20世紀前半から今日までのチェコの絵本を、アニメーション制作と絡めながら辿る。作品の背景にある民話の世界や、アヴァンギャルドの芸術運動、さらに現代社会への風刺などを通して、東欧文化の様々な潮流を見つめ直すと同時に、「絵本」と「アニメーション」の枠を超えたアートとしての可能性を探る。本展の会場で日本初上映されるアニメーション作品もみのがせない。
(『http://www.mmat.jp/』より)
関連:
●チェコ絵本とアニメーションの世界
会期:2006年8月3日(木)〜27日(日)
会場:JR京都伊勢丹美術館
http://www.wjr-isetan.com/kyoto/
会期:2006年9月8日〜11月8日
会場:北海道帯広美術館
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.jp/hk-obimu/